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台湾での留学生活など

僕が高校卒業直前~台湾の大学入学までの約1年半の間にやったこと

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Photo by JESHOOTS.COM on Unsplash

この記事では、筆者の僕が、高校卒業直前~台湾の大学に入学までの約1年半の間でやったことについて書きます。僕のように高校卒業後は日本の大学へ行かず、台湾の大学へ進学しようと思っている高校生の方々、または日本の大学生、あるいはすでにお仕事をされている社会人の方々の中で、台湾への語学留学を少しでもお考えの方にとって少しでも参考になることがあれば幸いです。それではどうぞごゆっくり。 

高校卒業の約3ヶ月前~卒業までーー國語日報社語文中心

僕の通っていた高校では、高3の期末テストは12月にあり、1月から卒業式のある3月までは授業がありませんでした。卒業に必要な出席日数は12月時点で足りていましたので、先に台湾へ行って中国語の基本を勉強したいと思い、思い切って卒業前から台湾へ行ってみることにしました。

大学付属の語学センターは高校を卒業した後しか通うことができなかったので、まずは「國語日報」という新聞社が経営しているこどもから大人まで通うことのできる中国語塾へ通いました。日本では一切中国語を勉強していなかったので、一番簡単なクラスから始まったのですが、平日は毎日、日常会話を練習するクラス2時間に加え、台湾で使われている発音記号である「注音符號」と発音を徹底的に学ぶクラスを2時間ずつ受けていました。

日常会話のクラスでは、先生がなぜか台湾の方ではなく上海出身の方で(台湾人の先生もいらっしゃるとは思います)、同じ中国語ネイティブではあるのですが、台湾の方とはまた違った独特な訛りが印象的でした。当時、一緒に受けていた生徒は僕を含めても3人しかいなかったので、音読練習も沢山しましたし、質問があれば気軽に先生に聞くことのできる学習環境が整っていたと思います。

もう1つの注音符號と発音のクラスの方では、注音符號と発音の仕方を台湾人の先生から徹底的に頭と身体に叩きこまれました。このクラスを受けたのは1ヶ月間だけだったのですが、発音を徹底的に矯正されたので、1ヶ月という短期間で注音符號が読める、書けるようになったし、中国語を勉強する上で一番重要と言っていい発音の方も、その時点で一般的な日本人より訛りの少ない標準的な発音になっていたと思います。台湾以外の中国語圏では、発音記号は注音符號ではなく拼音(ピンイン)が使われているのですが、ほとんどの台湾人は拼音が分からないので、台湾の大学へ進学しようと考えている方は、注音符號も勉強しておきましょう。國語日報の中国語塾に関する情報はこちらの公式サイト(中国語と英語版のみ)をご参照ください。

高校卒業後の半年間ーー國立臺灣師範大學國語教學中心

高校卒業後からは、國立臺灣師範大學(以下師大)の語学センターへ通うことにした。理由は、基礎的な中国語は前述した國語日報の中国語塾で習ったので、大学の語学センターで勉強した方がより多くの人と出会うことができるし、学習環境も整っていると思ったからです。

実際、師大の語学センターは専用の図書館や自習スペースもある程度には学習環境が整っていたのですが、あまりに有名なのでほとんどのクラスに日本人が2、3人ずついるという状況になっていました。ある意味、日本人が沢山いるので安心感はあるのかもしれないのですが、僕は中国語の勉強に集中するために日本人とはあまり関わらないつもりだったので(日本人同士はほぼ日本語で喋るため)、1クラス8人中3人も日本人がいるという状況には少し困ってしまいました。

もちろん、どんなに頑張っても僕自身が日本人である限りは、台湾現地にいる日本人の方々と全く関わらないというできないだろうし、日本の様々な出身地の方と交流することも楽しいことなので、全く日本人と関わらないつもりはなかったのですが、語学センターでのクラスメイトだと授業後にクラスメイトで一緒にご飯へ行くなど一緒にいる時間が長いので、嫌でも日本語を話してしまう回数が多くなってしまうことがあったのです。これでは、中国語の勉強に集中することができないと思い、半年間通った後は、別の大学の語学センターへ移ることにしました。結果的に半年間で辞めることになりましたが、語学センター自体は良いのでオススメはできます。師大の語学センターについてはこちらの公式サイト(日本語版もあり)をご参照ください。

その後の半年間ーー國立政治大學華語文教學中心

半年間(2学期)、師大の語学センターで勉強した後は、國立政治大學(以下政大)の語学センターへ行くことにしました。理由は2つあります。

1つ目は、政大が一番行きたい大学だったからです。ほとんどの留学生は台湾で最も良い大学である台湾大学(以下台大)に行きたがりますが、僕は個人的に台大があまり好きではなかったので、同じトップ大学の政大へ行きたいと思っていました。政大は、台大と違い市内から少し離れたところにあるので、交通の便はあまり良くありませんが、山の近くにあり台北市内の中では空気が良い方だし、誘惑があまりない分、勉強にも集中できそうだと思ったから、と漠然とではありますが、この大学で勉強したいなぁ、と思っていました。

2つ目は、クラスメイトが日本人ばかり、という状況から離れたかったからです。前述したように一緒にいる時間が長いクラスメイトに日本人がいると、必然的に日本語を喋る回数が多くなってしまい、中国語の勉強に集中できない、と僕は思っていました。政大の語学センターは比較的日本人が少ないという事前情報も得ていたので、中国語の勉強に集中するために政大の語学センターへ通うことにしました。事前情報通り日本人はあまりいなかったし、クラス分けテストで決められたクラスにも日本人は僕だけだったので、結果的に半年間、日本人がほぼいない環境で中国語の勉強に集中することができました。ただ、最近は政大の語学センターにも日本人学生が増えてきているみたいなので、レベルによっては1クラスに2、3人日本人がいてもおかしくないかもしれません。政大の語学センターも師大に劣らず授業がしっかりとしているのでオススメできます。政大の語学センターについてはこちらの公式サイト(日本語版もあり)をご参照ください。

番外編ーー言語交換の話

それから約9ヶ月間(3学期)は政大の語学センターに通っていました。ただ、語学センターは師大も政大も1日最長3時間しか授業がないので、それ以外の時間をどうやって過ごすかが重要になってくると思います。その内2-3時間は語学センターでの宿題と復習に充てるとして、残り時間をどう使うかです。余った時間の使い方は人それぞれですが、僕はより早く中国語を上達させたかったので、ネットで言語交換の相手を探して、台北市内のカフェでひたすらお喋りしていました。僕は結構お喋りが好きだったので、初対面の方相手でも普通にお喋りを楽しむことができたから、中国語で会話をする習慣やリズムは言語交換で養ったと言っても過言ではないかもしれません。1回の言語交換で平均2-3時間はお喋りしていたと思います。それを多いときは毎日やっていました。

話す能力も大切なのですが、大学に入った後は中国語でレポートで書かなくちゃいけないことは分かっていたので、それに備えて書く能力も養いたかった僕は、Lang-8というサイトで中国語の文章を書く練習をしていました。このLang-8というサイトを簡単に説明すると、自分が学習している言語(僕の場合は中国語)で好きな文章を書き、その文章をその言語のネイティブスピーカーが添削してくれるというものです。これも一種の言語交換だと思います。基本的には無料です。ただ、添削しているのは普通のネイティブスピーカーであり、プロの方ではないので、文章を書く習慣を養う程度のレベルで使うのがベターだと思います。Lang-8のサイトはこちら

最後にーー台湾の大学進学を考えている高校生の方々へ

あくまで僕の個人的な意見として聞いていただきたいのですが、中国語能力に自信がない状態で無理に卒業した年にこっちの大学に入る必要はないと思います。1年遅れてもいいから、しっかりと中国語を勉強してから本当に行きたい大学、勉強したい学部を吟味して入ったほうが、結果的に最低4年間を過ごす大学生活をより良いものにできると思います。まあ、最終的にどうするかは皆さん次第なので、慌てず、自分にとって最善の道を選べばいいと思います。