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留学生活、旅行など

日本の大学へ行かず台湾の大学へ行きたいと考えている高校生たちに僕が言いたいこと

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下の記事で筆者がなぜ高校卒業後、日本の大学へ行かず台湾の大学へ行った理由を話したが、今回の記事では筆者と同じような道を考えている高校生たちに言いたいことを書く。

 

xiangershoji.hatenablog.com

 
最近ツイッターで高校生の子たちに台湾の大学について聞かれる機会が多くなってきた。筆者がこっちに来た頃は台湾の大学に来る日本人なんてほぼいなかったので嬉しい反面、生半可な気持ちで台湾に来てしまう若者たちを増やしたくないので筆者が3年間台湾の大学で過ごした上で伝えたい点をいくつか紹介する。

1. なぜ日本の大学ではダメなのかハッキリさせること

海外の大学へ行くというのはそんなに気楽なことではない。最低4年間は海外で生活することになる。筆者のように親戚がこっちにいるならまだしも普通の日本人なら生活に慣れるだけで苦労するだろう。加えて、当たり前だが台湾の大学では中国語または英語で授業を受けることになる。つまり自分の母語で授業を受けることができないということだ。外国語で授業を受けるメリットもあるが、日本国内の大学で質の高い教育を母語で受けることができるなら日本の大学へ行く方がいいと思う。

逆に言うと、海外の大学へわざわざ行くということはその国でしかできないことをしに行くということだと思っている。筆者は日本を外から見たい、そして自分自身の台湾アイデンティティを取り戻したかったので台湾に来た。このために日本の大学ではダメだったのである。だから、高校生の子たちにはしっかりと台湾でなければいけない理由を考えて欲しい。じゃないとなぜ台湾に来たのか分からなくなってしまう可能性があるから。

2. 中途半端な大学を目指すな

台湾も日本のように大学が乱立しており、いわゆる「Fラン大学」というのも少なくはない。そういう大学に通っている人には申し訳ないが、正直そんな大学にお金と時間をを使って行く価値は全く無いと思う。これは日本国内の大学へ行くにしても言える話だが、わざわざ「海外の」大学へ行くなら尚更だ。

少なくとも台湾では外国人は「比較的」簡単に一流大学に入ることができる。現地の学生と違いほぼペーパーテストをする必要がなく、基本的には書類審査と面接で通るからだ。実際、筆者が現在通っている國立政治大學國際事務學院外交學系も書類審査と面接だけで入ることができる。自分で言うのもなんだが、政治大学は台湾国内においては一流大学の一つだ。台湾一の大学である國立臺灣大學(台湾大学)でも書類審査と面接だけで入れる学部は普通にある(その分倍率も高いと思うが)。

なぜ一流大学にこだわるかというと、一流大学はただ単に有名なだけではなく豊富な学習資源と恵まれた学習環境があるからだ(もちろん例外もあるだろうが、ほとんどの一流大学はそうだと仮定する)。そのことを踏まえても台湾で勉強するなら一流大学へ行った方がメリットは多いだろう。ハッキリと言ってしまうが、入学の難易度にそれほど差がないのに一流大学へ行かず、中途半端なレベルの大学へ行く意味はほぼ無いと思っている。もちろん、自分自身の中でその大学へ行く明確な理由と目的があれば別だ。

3. 入学前に中国語はしっかりと勉強しておく

最近では高校卒業後すぐ(つまり卒業した年の9月)に台湾の大学へ入学する日本人学生も少なくない。実際、筆者の後輩にもそういう子達が結構いるのだが、中国語力が中途半端な人も多かったりする。英語だけで卒業できる大学やプログラムもあるようだが、基本的にどこの大学のどの学部も中国語は必須なので、入学前にしっかりとやっておかないとレポートやプレゼンで苦労することになる。授業は中国語の理解と読み書きができる前提で進むからだ(現地の学生たちと一緒に授業を受けるんだから当たり前なんだけどね)。なので高校卒業後にすぐ大学に入るよりは、最低1年はしっかりと中国語を勉強してから入った方が授業で先生が何を言っている分からない、みたいな問題が起きなくて済むとは思う。実際、筆者も不安だったので1年間ちゃんと中国語を学んだ後に今の大学に進学した(以下の記事で筆者が入学前にしたことを書いたので参考になれば幸い)。

 

xiangershoji.hatenablog.com

 

4. 英語もちゃんと勉強しておこう

台湾なのに英語?と思うかもしれないが、残念ながら?台湾でも英語から逃れることはできない。こっちの語学センターに通えば分かると思うが、語学センターには様々な国からの人が中国語を勉強しに来ているので初級の授業は先生も英語で解説したりする。中国語オンリーだと意味が分からないから。特に初級から中級のクラスだと中国語で円滑にコミュニケーションが取れるほどの中国語力があるのはごく一部の外国人なので、ほとんどの外国人同士は英語でコミュニケーションを取っているのが普通。台湾なのに英語でコミュニケーションなんて、とあなたは思うかもしれないが、英語はいわば世界の公用語のようなもの。この事実を無視しても、他の人は相変わらず英語でコミュニケーションを取るだろう。でもあなたは英語を話すことができない。残念だがこれが現実だ。

語学センターに限らず、大学に入った後も教科書は英語、資料も英語で書かれたものを読まされる、なんてことは全く珍しくない。授業も使用言語は中国語でも英語が分かる前提で設計されていることが多い。

このように英語は台湾の大学へ行っても必須だ。もちろん理系文系関係なく。だからこそ高校生たち(特に苦手意識のある子)は早めにしっかりと英語を勉強しておこう。勉強してなくても大学で英語の教科書と資料は読まされるけどね。

5. 最後に

以上が日本の大学へ行かず台湾の大学へ行きたい高校生たちに筆者が言いたかったことだ。あくまで筆者個人の経験と考えに基づく見解なので、台湾の大学への進学を考えてる日本の高校生たちは参考程度に留めて欲しい。最終的にどうするか決めるのは君たち自身だ。

台湾の大学への進学に関して質問があれば、遠慮なくツイッターで聞いて欲しい(僕をフォローしてないアカウント、鍵が掛かっているアカウントからのDM(ダイレクトメッセージ)も受け取れるよう設定してあるのでご安心を)。僕のツイッターのリンクは下に貼っておく。

それと、同じく台湾の大学に通って、現在は台湾の大学院に通われているamikawaさんという方のブログにも台湾の大学に関する情報が沢山書かれているので台湾の大学への正規留学を真剣に考えている人たちには是非読んでください。ブログのリンクは下に貼っておきます。

6. リンク

筆者のツイッターしょーじ@台湾で大学生🇹🇼 (@Shoji_Kawahara) | Twitter

amikawaさんのブログ:NTU Life Log